くるくるぱーzubuの日記


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beatmaniaIIDXのランカーになるには

まえがき

ビーマニのランカーになりたいあなたへ。

ビーマニで上達するために一番大事なことは負けず嫌いであることです。上手い人がプレイしている様を見て「オレにだってできる」と思ったあなたは、もしかしたらその人と同じ様にうまくなれる素質を持っているかもしれません。

ただし、ランカーへの道は非常に遠く厳しいものです。ほぼ毎日プレイしても、5年は掛かると思ってください。ビーマニのプレイヤーは10万人以上で、その中でもランカーと呼ばれる人たちはほんの一握りの上位100人程度です。10万人のうち100人、つまり1000人に1人しかできないことを成し遂げなければランカーになれません。仮にあなたが100人に1人の素質を持ち合わせていたとしても、並の努力では上位1000位に留まってしまうのです。ビーマニをするのはとても楽しく簡単なことですが、上を目指すとなれば話はガラリと変わります。

この話を聞いてもなおランカーになりたいと決心しているあなたには、きっとランカーになれる素質があります。僭越ながら、私がランカーの一端として学んだ経験を基に、私なりの上達方法をお教えします。

※ これらの文章はbeatmaniaIIDX 20 tricoroの情報を基にして記載されています。

2013/05/11 zubu

注意:こんな人は対象外です

彼氏・彼女がいて毎日会いたくてしょうがない人
問題外です。ブラウザを閉じて末永く幸せな人生を送ってください。
友達がたくさん居て土日の予定が基本埋まっている人
無理です。ブラウザを閉じて気の合う友だちとわいわい音ゲーしながら幸せな人生を送ってください。
良い大学・企業に行こうとしている人
なぜランカーになろうと思ったんですか。ブラウザを閉じてお金の心配もなくやりがいのある幸せな人生を送ってください。
DP(ダブルプレイ)・片手プレイのランカーになりたい人
ここではSP(シングルプレイ)のランカーになる方法について述べています。
出会いを期待している人
私はランキングで幾度となく10位以内に入ったりしてますが、上手いだけだと全くモテませんでした。

ランカーになる方法(はじめる前に)

直ぐにでもビーマニをプレイしたい気持ちは分かりますが、少し待ってください。この章で述べていることを知らずにビーマニを始めると、間違いなく頭打ちになります。

ページの冒頭でランカーになるために一番大事なことは負けず嫌いであることと述べましたが、この章ではその次に大事な2つのことについて述べます。

1. 正しい『運指』について

まず1つ目は『運指』です。以下に、beatmaniaIIDX用語集より運指の定義を引用します。

通常は楽器を演奏する時などの指の動かし方のことを言う。
IIDXにおいては7つ(DPでは14つ)の鍵盤に対する指の動かし方のこと。

ここでは7つと言っていますが、正確にはスクラッチも1つ含まれます。それらの運指を決めないまま闇雲にプレイを続けていると、体が非合理的な運指を覚えてしまい、後で修正に多大な労力を費やすことになります。譜面の難易度が低いうちは両手の人差し指2本だけでも捌けはしますが、最終的にほぼ全ての指を駆使できなければ譜面を捌ききることなど到底不可能です。

さて、運指は人によって実に多岐にわたりますが、私は『1048式』と呼ばれる運指をお薦めします。1048式についてはこちらの記事で分かりやすくまとめられています。詳細はそちらをご覧ください。

この運指は非常に安定感があり、実際に多くのランカーがこの運指(もしくはそれに近い運指)を用いています。これ以外の運指を用いるランカーも一定数存在しますが、より多くのランカーが使用する1048式が一番安定した道のりを進めると言えるでしょう。

はじめのうちはボタンを1つ押すのも難しいですが、徐々に正しい運指を体に覚えさせて、スムーズな上達を目指しましょう。

2. 『家庭用』について

もう1つ大事なのは、『家でビーマニができる環境を整えること』です。

ゲーセンに行くと時々ビーマニが置かれており100円を入れるだけで楽しくプレイできるので、ついゲーセンで練習してしまいがちです。

ですが、これは罠です。KONAMIの罠です。

ランカーになるためには人一倍の努力が必要になりますが、果たしてゲーセンでそれだけの努力ができるでしょうか。答えは断じてNoです。ビーマニの順番待ちに並ぶことによって、本来練習できたはずの時間が減ります。また、1回プレイする毎に交代していると、集中力が途切れて練習の効果が減ります。そして、100円を入れ続けると次第に財布が薄くなっていき……。いずれもランカーを目指す上では致命的です。

そこで必要になるのが家庭用の環境なのです。実はビーマニはPS2のソフトとして販売されており、KONAMIから専用のコントローラも販売されていました。現在はいわゆる『専コン』は入手困難のため、非公式の『虹コン』等を探す方が良いかもしれません。

家庭でビーマニをすると、ゲーセンで遭遇する問題は全て解決します。やろうと思えば、朝から晩まで誰にも邪魔されることなくプレイできるのです。この環境を整えない手はありません。

なお、購入するソフトのお薦めは『beatmania IIDX 16 EMPRESS + PREMIUM BEST』です。豊富な曲と充実したシステムで、これ1本あれば当分は遊べます。

以上、ランカーになるために大事な『運指』と『家庭用』について述べました。

ランカーになる方法(段位別編)

次に、ビーマニの練習方法について段位別に記載していきます。段位とはビーマニの実力を認定する枠組みで、七級〜一級・初段〜十段・皆伝の順に上がっていくものです。記載する練習方法はいずれもプレイしていれば自然と理解していくものですが、事前に知っておくことでより効率的に上達できるでしょう。

七級〜六段

まずは、ビーマニを始めた直後から六段に合格するまでの練習方法です。いきなりですが『1048式を身につける』ことを忘れずにいれば、負けず嫌いのあなたなら好きに練習をしているだけで六段までなれます。クリアできそうで出来ない曲を頑張ってみたり、好きな曲を完璧に演奏しようとしてみたり、思う存分に楽しんでください。そして、自分の実力が向上していく楽しさを味わってください。いずれ1048式が体に身について、難しい譜面が押せるようになっていく自分に気がつくでしょう。

六段〜七段

六段まで順調に進んできたあなたも、きっと七段を受けるにあたって壁を感じます。七段には圧倒的に難しいボス曲がいるのです。今までよりも運指のスピードや正確さを向上させなければクリアできません。そのためには以下のような練習をすると良いです。

ハイスピードを上げ、その速さに慣れる(上げ過ぎないこと)
今までハイスピードをあまり変えてこなかった人は、これをすると譜面が空いて見え指が反応しやすくなります。ただし、上げ過ぎは禁物。反応できない速さまで上げてしまうと、譜面をろくに見ずに押すようになってしまい、逆に上達が遅くなってしまいます。
七段のことを忘れて色んな曲をクリアしようと頑張ってみる
ビーマニでは曲をクリアしようともがくうちに、間違った押し方が癖になってしまい、何を押せばいいのかは分かっているのに指が見当違いのボタンを押してしまうことが往々にしてあります。これを防ぐために、一旦段位のことを忘れましょう。色んな曲に触って、クリアランプが以前よりも付き始めた頃にもう一度挑戦してみると、段位ばかり頑張っていた頃よりも案外上手くいったりします。
色んな曲のスコアも狙ってみる
例えば、『特定のレベルの全曲でAランクを出す』のような練習方法も上達には非常に有効です。無理のない程度に目標を上げていけば、自然と実力は伸びていくでしょう。
疲れたらビーマニから数日離れてみる
やる気が無くなったり腕が痛くなったりしたら、ビーマニ自体から一時的に離れてみるのもアリです。一般的に『放置効果』と呼ばれていますが、なぜか以前よりも譜面が見えたり、手が動いたりする場合があります。(参考:放置効果

七段〜十段

それからもボス曲やら癖のある曲が盛りだくさんです。何度も壁を感じて停滞することもあると思いますが、それでもストイックにクリアやスコアを伸ばそうとプレイを続けることが最短経路だと思います。

また、このレベルになると次の段位に受かるまで数ヶ月掛かることもザラです。段位が上がるにつれて、次の段位に受かるまでの練習量もまた増えていきます。終わらない練習に嫌気を感じる時もあると思いますが、そういった時は『自分なりのやる気の出し方』を考えてみるといいでしょう。

何がやる気になるかと言うと人それぞれですが、例えば『実力の近いライバルと勝敗を競う』ということを多くの人がやる気にしています。家庭用には多くの人のスコアがデフォルトで登録されていますので、そのスコアを越せるように楽しんでみるとやる気が生まれるかもしれません。

十段〜皆伝

さて、十段になったあなたにはいよいよ皆伝に向けての戦いが待ち受けています。

心構えとして、十段になってから皆伝になるまでは最低でも1年間は掛かると考えてください。さらに言うと「あと少しでいける!」の状態から半年以上は掛かると考えてください。

皆伝を取るにあたって一番大事なのは、皆伝を何度も受けないことです。「受けなきゃ受からんだろこのタコ」と思うかもしれませんが、それよりも癖が付かないことの方が大事です。皆伝で癖が付いたら一巻の終わりです。絶望を通り越して一生十段で頑張ろうという気概さえ出てくるかもしれません。ダメです。するとしても、1週間に1回を限度と思ってください。皆伝を何度も受けてはいけません。皆伝を何度も受けてはいけません。

何度も申し上げますが、皆伝への道のりは遠いです。伸び悩みに耐え、練習を続けられるメンタルを身につけることも必要になるでしょう。しかし、この時期になるとクリアランプも更新できずスコアもほとんど詰まってしまい、やる気が出ない日々が続くかもしれません。

そこで、マンネリ化した日常に、発狂BMSをお薦めします。

十段に受かるまで音ゲーを続けてきた人なら発狂BMSという言葉を聞いたことがあると思いますので、この用語については詳しく説明しません。発狂BMSの本家同等もしくはそれ以上の難易度を持つ譜面に触れていると、またクリアランプやスコアを更新する楽しさを味わっていけるのではと思います。なお、六段〜七段の項で述べたスコア埋めによる練習方法は今でも上達に対して非常に有効ですので、同じようにBMSの難易度表を埋めてみると上達に役立つでしょう。

皆伝〜ランカー

ここから先は最早努力でなんとかなる領域ではありません。また、人から何かを言われてどうにかなるものでもありません。自分で考え、行動するのが一番です。

ですが、1つだけ言える大事なことがあります。それは、七段以前に感じていたビーマニに夢中になる感覚を再び持つことです。夢中な人に努力で追い付くことなんてできません。

……でも参考程度に一応言っておくと、私の場合はその他にこんなことをしていました。

あとがき

最後までご覧頂きありがとうございました。いががでしたでしょうか。

この記事ではランカーになるための方法論や、その難しさについて語ってきましたが、ビーマニの楽しみ方はそれだけではありません。

ビーマニは他人との交流を広げやすい側面もあります。ゲーセンでプレイしていると、実力が近い人が見つかってライバルができたりします。ふとしたキッカケでその人と知り合いになって、徐々に繋がりができゲーセン内で自然と多くの人と知り合え楽しいものですよ。きっとランカーになるよりもずっとその方が日常的ですし、わいわい騒げて楽しいと思います。

それに、もしかしたら音ゲー繋がりで彼氏・彼女が出来ることだってありますからね。それなら、ランカーなんて目指す必要はないと思います。きっとお互い音ゲーを楽しみあって、学校や仕事のストレス発散にもなり幸せな生活を送れるでしょう。

……これを見ても「知るか、絶対にランカーになる」と意気込んでいる人は、とってもランカーになる素質があると思います。修羅の道とは思いますが、素晴らしきビーマニライフをお送りくださいませ。

よかったら

この記事を大幅に加筆し、トップランカーMADOKA氏やKEEL氏へのインタビューを行った同人誌、そうだ KAC、行こう。を電子版として販売しています。より深い攻略方法を知りたい人は、是非ご覧ください。